抗加齢医療(エイジングケア)

well-agingのための個別医療

当院の理念では「人生100年時代の現代でより良い人生を送るため、いつでも適切な選択ができるように医療を通じてwell-agingによる充実した生活のお手伝いをする。」と考えております。
そこで、当院では通常の保険診療である西洋医学のほかに個別化医療を提供するために自由診療も行っております。

自由診療とは、「自由診療の薬(保険が適用されない薬)」を用いた医療の場合、医療費全体が保険給付の対象になりません。したがいまして、薬費はもちろんのこと、診察、調剤、服薬指導などにかかる費用も含め、医療費全額を患者さんにご負担していただくこととなります。

 

抗加齢医学(エイジングケア)について

抗加齢医学(エイジングケア)について抗加齢医療とは、従来の「病気を治療する医療」とは異なり、「健康的に長生きすること=健康長寿」を目指した予防医療を指します。
抗加齢医学(エイジングケア)は、加齢による病気を予防して老化を遅らせるために、外見だけでなく内側からもアプローチして健康レベルを上げる医療です。単なる若々しさだけではなく、加齢にともなう動脈硬化やがんなどの発症確率を下げて、健康寿命を延ばすことまで視野に入れています。
当院の院長は日本抗加齢医学会専門医としての経験をもとに、クオリティの高い抗加齢医療を提供しています。
抗加齢分野は医療の中でも特にめざましく進化しているため、最新の情報や技術を常に取り入れて治療内容をアップデートしています。
当院ではさまざまな抗加齢検査を行っていますので、お身体の状態にきめ細かく合わせた抗加齢療法が可能です。
なお、抗加齢医療は健康保険適用されない自由診療となるため、ご希望される方だけにご説明した上で行っています。
無理におすすめすることはありませんので、抗加齢医療にご興味がありましたら、医師やスタッフへお気軽にお声がけください。

身体に必要な5大栄養素

身体に必要な5大栄養素身体を維持するためには、5大栄養素であるタンパク質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルが欠かせません。
この中でタンパク質・脂質・糖質は必要な量を食事で簡単に摂取できますが、ビタミンやミネラルは加工によって壊れやすいため不足してしまうことがよくあります。
ビタミンやミネラルは身体の調子を整えるために不可欠な存在で、不足するとさまざまな不調を起こします。
肥満や肌トラブルなどもビタミンやミネラルの不足が影響して起こっていることがあり、さまざまな疾患の発症に関わっています。

高濃度ビタミンC点滴療法

厚生労働省では、生活習慣病予防のために1日に摂取するビタミンCの推奨量を100㎎としていますが、これは必要最低限の量を指します。
特に人間は体内でビタミンCをつくることができず、ためておくこともできないため、不足しやすい状態です。
高濃度ビタミンC点滴療法とはビタミンCを点滴により直接体内に大量に投与する療法です。

高濃度ビタミンC点滴の禁忌

高濃度ビタミンC点滴療法は、下記の疾患がある場合には行うことができません。

※G6PD欠損症(低下)症

G6PDはグルコース-6-リン酸脱水素酵素のことで、G6PD欠損症(低下)は、この酵素異常がある赤血球代謝疾患です。
ビタミンCによって赤血球が壊れやすくなる溶血発作を起こす可能性があるため、高濃度ビタミンC点滴療法を行うことはできません。
高濃度ビタミンC点滴を受ける場合は、安全に点滴療法が受けられるかの判断が必要なため、必ずG6PD欠損症の検査を受けていただきます。
当院ではG6PD測定装置(care START) による迅速なG6PD測定を行い、高濃度ビタミンC点滴が可能かどうか即座に判定します。

高濃度ビタミンC点滴療法の副作用

ビタミンC点滴療法の副作用は非常に少ないとされていますが、まれに出血、腎機能障害、溶血などの重篤な副作用を起こすことがあります。

高濃度ビタミンC点滴療法の注意点

保険診療では高濃度ビタミンC点滴は受けられません。
高濃度ビタミンC点滴は自由診療でのみ行える療法のため、あらかじめご了承ください。

※この点滴療法は完全予約制です。

安全性にこだわったビタミンC注射薬

当院では、防腐剤が入っていないビタミンC注射液を使った高濃度ビタミンC点滴療法を行っています。国産の注射液にはピロ亜硫酸ナトリウム・チオグリコール酸ナトリウムという防腐剤が含まれています。
高濃度ビタミンC点滴療法に使用する場合、防腐剤が含まれた注射液は不適切ですので、当院では防腐剤の入っていない安全なビタミンC注射液を使っています。
海外産の薬剤であり、ビタミンCは温度変化に弱いため、海外の製造工場から当院まで常に2~8℃の冷蔵保管を保っています。
また、当院には停電時にも予備電源で厳密な温度管理が可能なビタミンC専用の冷蔵庫があり、到着したビタミンCはすぐにそこに入れて保管しています。
高濃度ビタミンC点滴療法を受ける場合には、事前に使用するビタミンCやその保管方法について御確認ください。

マイヤーズ・カクテル点滴療法

マイヤーズ・カクテルは、マイヤーズ・カクテル点滴療法は米国の内科医ジョン・マイヤーズ医師がはじめたもので、喘息、慢性疲労、うつ病などの治療に用いられていました。
一時期途絶えながらも2002年に米国ホリスティック医学会会長のアラン・ゲイビー医師が再現し、さまざまな疾患に効果が期待できるとされて全米で統合医療クリニックの標準治療として広く用いられるようになっています。
この点滴はビタミンやミネラル不足が病気を引き起こすという着想から生まれたもので、必要とされるビタミンやミネラルなどの栄養素をバランス良く配合して点滴によって血管から直接入れることで補う療法です。
この点的には、ビタミンB1,B2,B3,B5,B6,B12,ビタミンC、グルタチオン、マグネシウムなどの点滴製剤を使用します。

副作用

マイヤーズ・カクテルに使用する点滴内容は、もともと人間の体の中の栄養素であるビタミンやミネラルであるため、副作用はほとんどなく安全です。
大きな副作用が報告されたことはありませんが、過去にアレルギー反応を起こしたことがある場合には事前にご相談ください。

グルタチオン点滴療法

グルタチオンとは3つのアミノ酸が結合してできたもので、強力な解毒作用と抗酸化作用が有ります。
パーキンソン病の患者様の脳ではグルタチオンが減少していることがわかっているため、近年、欧米ではパーキンソン病の治療としてグルタチオン点滴療法が行われています。
パーキンソン病は進行性で根治できない難病ですが、グルタチオン点滴療法で症状改善が認められる場合もあるとされています。
エイジングケア、免疫機能、肝機能の改善など、細胞レベルで老化を防ぎたい方におすすめです。

投与方法

1回800mgから始めて徐々に増量し、通常は2,000~3,000mg前後を点滴で投与します。
ほかの病状に対する通常投与量の数倍です。
1回の点滴時間は約15分です。
点滴頻度は最初は週2回、効果が安定すれば維持プログラムとして週に1回のペースで治療します。

 

副作用について

副作用が起こるのは0.1%以下とされていて、安全性が高い療法です。
薬剤の副作用を治療するためにグルタチオン点滴療法を行うこともあります。
しかし、発疹・発熱・掻痒感、そして軽い吐き気や食欲不振、頭痛など、ごく稀に重篤な副作用としてアナフィラキシー様症状の危険性もあります。

 

遅延型フードアレルギー検査

遅延型フードアレルギーは、食べてすぐにはアレルギー反応を起こさず、数時間から数日後に発症します。また現れるのは通常のアレルギー反応ではなく、倦怠感、体重増加、皮膚の赤み、肌荒れ、関節痛、頭痛、消化器症状、イライラなど幅広い症状を起こします。原因がわからない不調が遅延型フードアレルギーで起こっている場合、アレルゲンを特定してそれを除去した食事を心がけることで症状の改善が期待できます。

遅延型フードアレルギーの主な症状

  • 疲労
  • 腹部膨満
  • 便秘
  • 下痢
  • 胃炎
  • 頭痛
  • 片頭痛
  • 不眠
  • 関節痛
  • 皮膚発赤
  • 皮膚掻痒
  • 関節炎
  • 息喘
  • うつ病
  • 慢性疲労症候群
  • 不安(急性または慢性)
  • 線維筋痛症
  • 注意欠陥障害
  • 精神的・感情的症状
  • 水分貯留
  • 炎症性腸疾患
  • 多動性障害
  • 過敏性腸症候群
  • 体重管理における問題

遅延型フードアレルギー検査項目

検査可能な219の食品について調べるフルパネル、日本人が口にすることが多い120の食品について調べるセミパネルがあります。

毛髪ミネラル検査

ミネラルは、身体の維持や健康に不可欠な必須ミネラルと、身体に害を与える有害ミネラルに分けられます。
有害ミネラルは体内で活性酸素を発生させます。
通常は尿や汗といっしょに体外へ出ますが、体内に蓄積されると様々な症状を引き起こします。
鉛、水銀、カドミウム、ヒ素、アルミニウム、ベリリウムといった有害ミネラルが過剰に蓄積すると、慢性疲労、不眠症、自閉症など、さまざまな疾患や症状を起こす可能性があります。
これらは、神経障害や精神異常などに似ているため、専門的な検査をしなくては原因を特定しにくい症状です。

有害ミネラルの異常によって起こる健康障害

ミネラル 健康障害 原因
水銀(Hg) 手足の震え、しびれ、集中力低下、不眠、視力低下、情緒不安定、頭痛、言語障害 アマルガム(歯科治療用金属)、汚染された魚介類、電池、農薬、防カビ剤、柔軟剤
鉛(Pb) 貧血、不安感、めまい、イライラ感、免疫低下、骨や筋肉の痛み、頭痛、発がん 有鉛ガソリン、殺虫剤、塗料、はんだ、油絵具、古い水道管、アクセサリー、蓄電池、ヘアカラー
砒素(As) 疲労、手足のしびれ、神経症状、胃腸障害、色素沈着 殺虫剤、除草剤、海藻、ひじき、わかめ、野菜、果物
カドミウム(Cd) 脱毛、貧血、腎機能障害、骨折、疲労、血圧上昇、神経過敏 タバコ、排気ガス、メッキ工場、電池、米類、玄米
ニッケル(N) 無気力、発がん、疲労、下痢、不眠、皮膚炎 タバコ、マーガリン、Nicd電池、メッキされた金属アクセサリー

体内のミネラルバランスや有害ミネラルの蓄積程度は、毛髪のミネラル量を調べることで判断できます。ミネラルバランスを知ることで、有効なサプリメントの摂取やより適した食事が可能になります。 当院では毛髪ミネラル検査を行っています。この検査により、必須ミネラルの過不足、鉛、水銀、カドミウム、ヒ素、アルミニウム、ベリリウムといった有害ミネラルの蓄積状況を知ることができます。

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