こんにちは。第2回目のコラムを担当する、リハビリテーション理学療法士の中村です。
今回は、2月3日に控えているイベント【節分】をテーマにお話しします。
皆さんはご家庭で、豆まきや恵方巻を食べるなど、イベントの一つとして行いますか?
私は、実家暮らしの時は毎年、家の中で豆まきをして、まいた豆は犬が食べて、無言で恵方巻を食べていました。思い出に浸りながら、ふと、そもそもの【節分】の意味や正式なやり方、何故、恵方巻を食べるようになったのか、知らないことが多いことに気がつきました。第2回目のコラムを担当する機会をいただいたため、この機に調べてみようと思いました!!
この記事を読んで、どのように節分を迎え、どう過ごせばいいかを知って、是非2023年の節分を楽しみましょう☆
👹節分とは?
一般的に“邪気を払い、無病息災を願う行事”と言われています。
太陽暦では立春に最も近い新月を元日とし、新年の始まりであることから、立春に節分が行われるようになりました。
「季節の変わり目は邪気が入りやすい」「2月上旬はまだ寒く体調を崩しやすい」ことから、新年を迎えるにあたって、邪気を祓い清め、一年間の無病息災を祈る行事として、追儺(ついな)という行事が行われてきました。
👹豆まきをする理由
豆をまくようになったのは、室町時代。豆=魔目(鬼の目)を滅ぼすということに由来されているという説があります。
また、豆は五穀(米、麦、ヒエ、アワ)の象徴であり、農耕民族である日本人は、これらに神が宿ると信じてきました。
👹豆まきの仕方
前日 ▶▷ 炒った福豆を枡に入れ神棚に供えておく。
神棚がない場合、白い紙の上に福豆をのせ、目線の高いところに供えておく。
当日 ▶▷ 鬼は深夜(丑寅の刻)に来るといわれているので、午後8時~10時くらいの時間が適している。
1 福豆を入れた枡は、左手で胸のあたりで持ち、下手投げのように右手でまく
2 玄関や窓を開け、奥の部屋から順番に『鬼は外!』と声をかけながらまく
3 次に、『福は内!』と部屋の中に向かってまく
4 豆まき後、1年の厄除けを願い、自分の年齢より1個多く豆を食べる。
これで、豆まきは終了です。
👹恵方巻
2023年の恵方は「南南東」
今や節分の定番ともいえる恵方巻きだが、その発祥は大阪です。節分に恵方を向き、願い事をしながら太巻きを黙々と最後まで食べます。太巻きの具は、七福神にあやかり、また福を巻き込むという意味も込め、七つの具を入れるのがよいとされています。太巻きは、鬼が忘れていった金棒という見立てもあるようで、
食べる=鬼退治
という意味合いもあるそうです。
ただし、節分でよく口にする豆類は子どもが喉に詰まらせるものNo.1です。
「5歳以下の子どもたちには食べさせない」を守って、ぜひご家族やお友達と、【節分】のイベントを楽しんでみてください!
健康や運動へのご不安がある方は、いつでもスタッフにもお気軽にご相談ください。
参考文献:SKYWARD+(旅の+one) (2022.2.1)